令和3年度 技術セミナーin但馬 実施報告

兵庫県立大学よくわかる出前セミナー/移動工業技術センター/豊岡市ものづくりセミナー

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を講じたなか、53名の参加を得て、令和3年度「技術セミナーin但馬」を2月10日(木)に但馬技術大学校において開催しました。

ご講演いただいた講師の皆さま、参加いただきました皆さま、ありがとうございました。


テーマ

「産官学連携によるものづくり、ひとづくり」

日時

令和4年2月10日(木)  13:30〜16:00(講演等) 13:00~16:00(展示)

会場

兵庫県立但馬技術大学校 視聴覚教室(講演等) センター教室1(展示)

講演等

13:30〜16:00

・開会あいさつ

兵庫県立但馬技術大学校長 奥田 孝一

◇基調講演「医療分野にAIを応用する研究による人づくり」

兵庫県立大学理事兼副学長 畑豊氏より、AIを活用した不妊治療研究について講演いただきました。
熟練者は人工授精において、卵子毎に微調整しながら作業を進め受精させることができるそうです。
最近では熟練者のノウハウをAIに学習させて、より経験の少ない人でも成功できるように研究が進められているということを話されました。
またAIを用いることを通じて、個人のレベルアップ、人づくりを目指しているとのことでした。

◇企業紹介

佐藤精機株式会社 姫路市☆5軸加工機を使い最先端の高精度加工による部品加工
株式会社ビトーアールアンドディー 豊岡市☆マグネシウム鍛造ホイールを始めとするオートバイ部品の製造

兵庫県で活躍している企業を代表して、佐藤精機株式会社 代表取締役社長 佐藤慎介氏、株式会社ビトーアールアンドディー 代表取締役社長 美藤定氏よりそれぞれ企業の紹介をしていただきました。

佐藤社長からは「精機」の名前にふさわしい品質のものづくりを目指す会社作り、人づくりを目指しているという紹介があり、美藤社長からはご自身がそうであったように、果敢に世界に向けてチャレンジしていく人づくりを目指すというお話を披露して頂きました。

 

◇対談「キラリと光る企業を目指すものづくり、ひとづくり」

「キラリと光る企業を目指すものづくり、ひとづくり」をテーマに、佐藤精機株式会社 代表取締役社長 佐藤慎介氏、株式会社ビトーアールアンドディー 代表取締役社長 美藤定氏の対談を行いました。コーディネーターは 兵庫県立但馬技術大学校長の奥田 孝一が務めました。

お二人に共通していたのは、自ら考えチャレンジしていく人を如何にして養成していくかという点。また活躍する舞台は世界であるという点でした。

さらに地方に立地することの利点を最大限活かすような企業づくり、地域との密接な関係づくりが重要と言うことも話されました。

お二人の熱のこもったお話に、用意された時間があっという間に過ぎてしまいました。

参加者の方からも質問と賛辞の言葉もあり、実のある対談となりました。

◇支援事業紹介「兵庫県立工業技術センターの事業紹介」

兵庫県立工業技術センター 技術部技術支援室長 後藤 泰徳氏より兵庫県兵庫県立工業技術センターの事業紹介をしていただきました。

・閉会あいさつ

兵庫県立工業技術センター所長 内田 仁

展示

13:00〜16:00

◇事業紹介パネル展示

兵庫県立大学、兵庫県立工業技術センター

 

主催

兵庫県立但馬技術大学校(スマートものづくりセンター但馬)、兵庫県立大学、兵庫県立工業技術センター、兵庫県但馬県民局、豊岡市

後援

豊岡商工会議所、但馬地域商工会振興協議会、但馬労働基準協会、豊岡市工業会、但馬銀行、但馬信用金庫、朝来市、養父市、香美町、新温泉町、公益財団法人新産業創造研究機構


問い合わせ先

スマートものづくりセンター但馬(兵庫県立但馬技術大学校内)
〒668-0051 豊岡市九日市上町660-5
TEL/FAX 0796-23-2000(火〜金)
Categories: News