技能検定~旋盤との格闘~

機械工学科の取得目標資格である、普通旋盤2級の実技試験を2年生が受検しました。

雨が降ってじめじめしている中での受検となりました。初めて旋盤を触った日から約1年がたち、全員慣れた手つきで検定に挑んでいました。

1 開催日時

令和3年7月8日(木) 9:00〜13:10

2 開催場所

兵庫県立但馬技術大学校 第1実習場

3 検定の様子

(1)検定における注意事項の説明

技能検定委員から、検定の注意事項の説明を受けます。

普段の練習からやってきているので全員知ってはいますが改めてしっかりと・・・!

 

(2)試し削り

試し削りでは、支給された材料を指定の寸法まで削ることができます。

この時に、機械の調子や工具の切れ味を確認します。

わずか30分の間ですがしっかりと確認しておかなければ、本番で痛い目に遭います。

各々、真剣な面持ちで試し削りをしていました。

 

(3)検定本番

いよいよ技能検定の本番が始まります。

試験時間3時間で図面どおりに製品を削りあげていきます。

最も厳しい寸法許容差は±0.02ミリ!

正確な測定技術と機械操作、適切な加工条件の選択等が受験者には要求される大変な作業です。

全員が今まで練習してきたことの全力を出し切って加工していきました。

この日は、雨で実習場が非常に蒸し暑い日でした。スポットクーラーも大活躍です。

作業に集中しながらも水分補給を忘れずに。

 

部品を2つ作って組み合わせるのですが、それがこんな感じ

 

なんとか全員時間内に作業を終えることはできました!!

 

(4)検定終了

検定終了後はお昼ご飯を食べて、実習場を綺麗に掃除して1日を終えました。

皆さんお疲れ様でした!!!

 

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