大学校長特別講座「おもしろ理数科」(第1回)開催

奥田孝一大学校長が、学生に難しくない理数科的なお話をする特別講座「おもしろ理数科」の今年度第1回を開催。参加した学生は大学校長と楽しそうに談笑していました。

1 開催日時

令和3年6月29日(火) 16:15〜17:00

2 開催場所

兵庫県立但馬技術大学校 本館2階 センター教室2

3 講師

兵庫県立但馬技術大学校 大学校長 奥田孝一

4 内容(趣旨)

数学や理科って、実生活では使わない一方、ややこしいので、苦手にしていた方は多いですよね。

    そこで奥田大学校長が現実の話とかみ合わせながら、説明をしました。

5 講座の様子

8名の学生が参加しました。まずは校長から数学が苦手かどうかを学生に聞いた上で、講座がスタートです。

 

まずは「関数」の概念の説明です。でも、関数と言っても、いきなり方程式を解いて答えを出すのではありません。昔は「関数」のことを「函数」と書いていました。「函」は箱の意味。北海道の函館市はみなさん、ご存じですよね。ある数字を入れて、箱の中である働きをして、結果、一つの数字が答えとして出てくる。これが関数です。みなさん、1次関数、そして、x^2と表される2次関数についてはご存じですよね。

 

次は方程式。「方程式とは、関数に実際の数字を当てはめ、残りの答えを出すこと」との説明があり、「正しい方程式を立てることが重要。あとは数学に詳しい人に解いてもらってもいいし、スーパーコンピューターに解いてもらってもいい。でも、誤った方程式なら、いくらスーパーコンピューターを使っても、正しい答えは出てこない」と奥田大学校長からの説明。

 

最後に、指数関数、そして対数関数の概念を説明。高校でも、いきなり数式からはいるとまずは拒否感が出ますが、実際に簡単な計算による具体的な説明がありました。関数電卓を使っている学生にはなじみのある部分かな?

次回は7月14日(水)に開催します。是非、ご参加ください。

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