第6回 奥田カフェ 開店。そして閉店

いよいよ本格的な冬到来。皆さん、冬用タイヤへの交換は済ませましたか?

但馬は、夏は暑いけど、冬は寒い。これって最悪の組み合わせ?いやいや、人間を鍛えるベストな組み合わせ?

ということで、第6回奥田カフェは、地元出身の学生(建築工学科と機械工学科の5名)に来店いただき、「ふるさと但馬におもうこと」について語りました。

振り返れば、第1回奥田カフェは、夏真っ盛りの7月1日に開店。知らぬ間に冬になり、カフェ終了時には外は真っ暗。なので、ここらへんで、ひとまず閉店といたします。これまでにご来店いただいた学生の皆さん、ありがとうございました。

1 開催日時

令和2年12月7日(月) 16:15〜17:15

2 開催場所

但馬技術大学校応接室

3 喫茶店主

奥田孝一大学校長

4 内容

(1) ふるさとの良さは?

① 自然を感じられるところが好き。蛙の鳴き声、虫の声、家の庭の花が咲いたり、畑で野菜が採れたり。身近に季節の変化が感じられるところがいい。

② 生まれ育ったところは落ち着く。やっぱり慣れ親しんだ今の雰囲気がいい。

③ 豊岡は空気がいいと感じた。でも、もう少し若者が遊べる施設があればいいと思う。

④ 大きな家電量販店はそろっていて便利。でも、豊岡劇場でやっている映画は少ない。

⑤ 言い方は悪いけど、都会は治安が悪いという印象もある。その点、豊岡は暮らし安い環境にあると思う。

(2) 人口減少の中で、どうしたらいい?

① 都会に出た人には、是非地元に帰ってもらいたい。そのためにも、街が活気づいている雰囲気が必要だと思う。

② 交通の便が悪い。道路は大分良くはなったが、新幹線や飛行機は大阪乗り継ぎで不便。もう少し気楽に帰ってこられるようになればいい。

③ もっと魅力のある企業がないと、帰ってきたくでも帰ってこられない。

④ 都会に住んでいる人が、豊岡に魅力を感じてもらえるような施設、活動をしていくのがよいのでは?。

⑤ 街に個性をつけることで、賑わって欲しい。女性の集客を考えて、もっとゆるキャラを増やしたいいと思う。

(3) 奥田大学校長コメント(参加者全員が地元就職希望ということに対して)

① 就職したところで一生懸命やれば、結果的には良い方向にいって、幸せな気持ちで暮らしていける。たまたま与えられた機会であっても、そこで真面目に一生懸命に取り組むことで道が開けていくというものだ。

② でも、そのためにはきちんとした準備がいる。ノーベル賞をとった小柴さんが、「カミオカンデで素粒子を捉えられたのは運がよかったですね。」と言われ時、こういった言ったそうだ。「運はきちんとした準備をしている人に来る。」私も同感だ。

③ どういう結果を生むかはわからないけれど、常に必要だと思われる準備を怠らなければ、いろんな運が勝手に集まってきて、自然といい結果が得られると思っている。

~皆さん!ふるさとでがんばれ!!”~

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